観光立国推進基本計画について
～観光でつくる日本のチカラと地域の魅力～
□平成 24 年度からの新たな「観光立国推進基本計画」が閣議決定されました。
□本計画は、平成 19 年１月に施行された観光立国推進基本法の規定に基づき、観光立国の実現に関す る基本的な計画として定めています。
□基本計画の策定の方向性として、「観光の裾野の拡大」と「観光の質の向上」を掲げています。
□平成 28 年までに、①国内における旅行消費額を 30 兆円にする、②訪日外国人旅行者数を 1,800 万人 にする等の目標を掲げています。また、新たに訪日外国人旅行者や国内観光地域の旅行者の「満足 度」の目標を設定しています。
□観光は、国の成長戦略の柱の一つであり、また、東日本大震災からの復興にも大きく貢献するものです。 観光立国の実現に向けて、本計画を着実に実施してまいります。
１．基本計画の見直しの方向性
観光をめぐる現在の課題を克服し、日本の成長を牽引するべくこれから５年間に更なる飛躍をするた め、基本計画の策定の方向性として、「観光の裾野の拡大」と「観光の質の向上」を掲げています。
２．基本的な方針
東日本大震災を踏まえ、「震災からの復興」を柱の一つとして掲載しています。
①震災からの復興、②国民経済の発展、③国際相互理解の増進、④国民生活の安定向上
３．目標
観光地域や旅行サービスの質の向上を図るため、①国内における旅行消費額を 30 兆円、②訪日外 国人旅行者数を 1,800 万人等の基本的な目標に満足度の目標（訪日外国人旅行者の満足度、観光地 域の旅行者満足度）を追加するとともに、新たに、基本目標の下に「参考指標」を掲載しています。
○観光による国内消費の拡大 ①国内における旅行消費額
平成 28 年までに 30 兆円にする。【平成 21 年実績：25.5 兆円】
○国際観光の拡大・充実 ②訪日外国人旅行者数
平成 32 年初めまでに 2,500 万人とすることを念頭に、平成 28 年までに 1,800 万人にする。 【平成 22 年実績：861 万人、平成 23 年推計：622 万人】
平成２４年３月３０日
観 光 庁
訪日外国人旅行者 満足度
ま 訪日外国人消費動向調査 大変満足 回答 割合を ％ 必 再訪した い 回答 割合を ％ を目指
実績： 大変満足 回答割合 . ％ 必 再訪したい 回答割合： . ％
国際会議 開催件数
国 国際会議 開催件数を ま 割以 増や を目標 し ア ア 最大 開催国を目指 実績：国際会議 開催件数 件
日本人 海外旅行者数
ま , 万人 実績： , 万人 推計： , 万人
○国 観 拡大 実
日本人 国 観 旅行 人当た 宿泊数
ま 間 . 泊 実績： . 泊
観 地域 旅行者満足度
観 地域 旅行者 総合満足度 い 大変満足 回答 割合及び再来訪意向 い 大変そう思う 回答 割合を ま い ％程度 実績値無し
．施策
具体的 施策 し 観 庁 主導的 役割を果た べ 主 施策 項目 及び政府全体 講 べ 施策を提示し いま
＜観 庁 主導的 役割を果た べ 主 施策＞
国 外 選好さ 魅力あ 観 地域 く 観 地域 ランド化 複数地域間 広域連携等 ル パン 訪日 ロ ョン 実施
国際会議等 ＭＩＣＥ分野 国際競争力強化 休暇改革 推進
．計画期間
度 ８ 度 間
．そ 他
毎 度 施策 点検 評価を行う 観 庁 係省庁 対し 当該結果 い 翌 施 策 反映さ う働 を行いま
問い合わ
観 庁総務課 柳瀬 出 石岡
新た 観光立国推進基本計画の特徴
○基本計画
見直し
方向性
＜観 を 巻く状況＞
諸外国 誘致競争 激化 観光の裾野の拡大東南ア ア等、富裕層と観光の質の向上中間層等急速 必要拡大 見込ま
観 国 長戦略 柱 一 あ 長 く経済 迷し地域 疲弊 中 人口減少 少子高齢化 閉塞状況を打ち破 急速 経済 長 ア ア 観 需要を 込 地域経済 活性化 用機会 増大等を図
ロ経済 外交 係等 外的要因 訪日外国人旅行者 減少 存在
新規訪日旅行者 タ を獲得 必要性
旅行 相対的魅力 等 国 旅行 ロ回層 増 等
東南ア ア等、富裕層 中間層等急速 拡大 見込ま
市場の旅行者の獲得
ル ンル の次の目的地の開拓 情報発信
観光地域や旅行 ビ の質の向上
観光旅行者の滞在日数や消費額の増加 等
東日本大震災を踏まえ 震災 復興 を柱 一 掲載
○観
立国
実現
施策
い
基本的 方針
震災 復興 国民経済 発展 国際相互理解 増進 国民生活 安定向
観 地域や旅行 質 向 を図 た 基本的 目標 満足度 指標 訪日外国人旅行者 満足度 観 地域 旅行者満足度 を追
新た 基本目標 参考指標 を掲載 訪日外国人旅行消費額 用効果 地方 国 旅行消費額等
○観
立国
実現
目標
国 旅行消費額 訪日外国人旅行者数 訪日外国人旅行者 満足度 国際会議 開催件数
観 良好 観 形 街並 整備等 地域 魅力向 交通 ワ 整備等 人 交流 拡大 文化財や農山漁 等 多様 観
○観
立国
実現
し 政府
総合的
計画的 講 べ 施策
国 旅行消費額 訪日外国人旅行者数 訪日外国人旅行者 満足度 国際会議 開催件数 日本人 海外旅行者数 国 宿泊観 旅行 間 均宿泊数 観 地域 旅行者満足度
国内外 選好さ 魅力あ 観光地域づく 観光地域の ラン 化 複数地域間の広域連携等
オ ル パン 訪日 ロ ョンの実施 国際会議等のＭＩＣＥ分野の国際競争力強化 休暇改革の推進
資源 活用 旅行 魅力 向 多様 係者 広範 施策 支え あ 係省庁間や多様 係者間 連携を強 化し 組 要 具体的 施策 し 観 庁 主導的 役割を果た べ 主 施策 項目 及び政府全体 講 べ 施策を提示
-1-必要 応 識者 助言を 毎 度当初 目標 遉 状況 施策 推進状況 点検を行う 施策 効果 評価を 行う 観 庁 係省庁 対し 当該点検 評価 結果 い 翌 施策 反映さ う 働 を行う
観光立国の実現 関 る目標
目標の分類 観光立国の実現 関 る目標 観光立国の実現 係る参考指標
観光 よる
国内消費の
．国
21 2009旅行消費額
： 25.5国 宿泊旅行消費額 ま
国 日帰 旅行消費額 ま .
訪日外国人旅行消費額 ま
目標の分類 観光立国の実現 関 る目標 観光立国の実現 係る参考指標
拡大
ま．訪日外国人旅行者数
22 2010 実績 861万人
観 用効果 ま 万人相当
訪日外国人 ル ンル 以外 地域 延べ宿泊者数
ま , 万人程度
国際観光の
22 2010 実績：861万人
23 2011 推計：622万人
ま , 万人
．訪日外国人
満足度
訪日外国人旅行者 占 タ 数
ま , 万人程度
国際観光の
拡大・充実
大変満足23 2011％程度 必 再訪したい：大変満足43.6% 必 再訪したい％程度 58.4％．国際会議
開催件数
22 2010 ：741件ま 割以 増 ア ア最大 開催国
(1)国際会議 展示会 研修等参 訪日外国人参 者数
ま 万人 ま 割以 増 ア ア最大 開催国
．日本人
海外旅行者数
23 2011 推計：1,699万人 , 万人
ま 万人
(1)若 層 日本人海外旅行者数
ま 万人
(1)国 宿泊観 旅行を行わ い国民割合
国内観光の
拡大・充実
．国
宿泊観
旅行
間
均宿泊数
22 2010 ：2.12泊 . 泊
(1)国 宿泊観 旅行を行わ い国民割合
ま ％程度 そ うち 特 若 層 割合 ％
若 層 国 宿泊観 旅行 間 均宿泊数
ま 間 均 泊
拡大 充実
．国
観
地域
旅行者満足度
実績値 し大変満足 必 再訪したい ％程度
ま 間 均 泊
大都市圏以外 地方を主目的地 国 旅行消費額
ま 間
-2-観光立国の実現 関 る目標
＜参考指標＞
．
ま
日本人国
宿泊旅行消費額
.
日本人国
日帰 旅行消費額 .
： .
訪日外国人旅行消費額：
ま
： .
．
用効果
ま
万人分相当
：
万人分
．
訪日外国人
いわゆ
ル ンル
以外
地域 東京都 千葉県 大阪府 京都府以外
地域
．
タ
多い市場 韓国
湾 香港
ン
ル を中心 し
訪日外国人旅行者
占
タ 数
ま
,
万人程度
：
万人
延べ宿泊者数
ま
,
万人程度
：約 ,
万人
占
タ 数
ま
,
万人程度
：
万人
．
国際会議 展示会 研修等参
訪日外国人参
者数
ま
万人
：
万人
間 国
宿泊観
旅行を全く行わ い国民
割合
ま
％程度
．
日本人
若
層
歳
海外旅行者数
ま
万人
：
万人
．
間 国
宿泊観
旅行を全く行わ い国民
割合
ま
％程度
そ
うち 特
若
層
割合
％程度
：
. ％ 若
層
割合：
. ％
．
日本人
若
層
国
宿泊観
旅行
人当た
宿泊数
ま
間
均 泊
泊
均 泊
： .
泊
．
大都市圏以外
地方を主目的地
国
旅行消費額
ま
-3-政府 総合的 つ計画的 講 べ 施策
観
庁
主導的 役割を果た べ 主 施策 し 以
施策を掲載
．国
外
選好さ
魅力あ 観
地域 く
観
地域
ランド化 複数地域間
広域連携等
観 地域 旅行者 国際的 誘致競争 さ さ 中 国 外 選好さ 国際競争力 高い魅力あ 観 地域 早急 形 必要 た 日本を代表し得 観 地域 い 恒常的 評価等を行い 地域 組段 応 た戦略的 観 地域 く を 進
日本本 多様 観多様 観 資源資源 潜在能力を最大限 発揮し潜在能力を最大限 発揮し 性を持 た周遊 滞在ル性を持 た周遊 滞在ル を構築を構築 たた 複数地域間 広域的 連携を強化複数地域間 広域的 連携を強化 全国各地 創意工夫を活 した 進的 組を 進
外 入環境 実 大都市 観 推進 観 産業 参画 観 分野 人 育 を図
観 地域 く 理念 沿 た良好 観 形 街並 整備や文化財 農作業体験等観 資源を活用した 組等 推進 た 係省庁 地方 公共団体 社 日本観 振興協会等 連携 協働
．
ル
パン
訪日 ロ
ョン
実施
諸外国 誘致競争 勝ち抜くた 今後 顕著 長拡大 見込 東 ア アを 新興国 中間層 均滞在日数 長い欧米豪市 場 莫大 消費 期待さ 富裕層市場 誘 を効果的 効率的 拡大 必要
た 既存 ロ ョン 枠組 手法 わ い海外消費者 趣向 則した 機動的 効果的 ロ ョン手法 追求
観 庁 日本政府観 局 在外公館を 係省庁 地方公共団体 経済界 連携強化 ル パン 強力 訪日 ロ ョン体制 実現を図
各市場 海外現場 ル 情報 営業活動 強化 た 専門性 高い職員 日本政府観 局海外 務所 体制強化
※日本政府観 局 独立行政法人国際観 振興機構又 独立行政法人 制度及び組織 見直し 基本方針 24 20日 議決定 基 26 を目指し 創設さ 新た 法人制度
置 政府観 局機能を移行 見込ま 日本政府観 局た 機能を 組織
国際会議や展示会 ＭＩＣＥ 地域経済 与え 経済波及効果 大 さ 機会や ョン 創出効果等 幅広い経済的意義を 近 ア ア主要国等 国際的 誘致 開催競争 激化し 国 競争力 相対的 懸念 あ
た
．国際会議等
M CE分野
国際競争力強化
※ＭＩＣＥ =Meet , e t ve, C ve t , Ex t Eve tた
強 を活 したタ 明確化 各誘致主体 徹底した ン 戦略 高度化
誘致 係者 機能強化 選択 中 徹底等を通 たＭＩＣＥ産業 競争力強化 ＭＩＣＥ 入環境 整備
等を通 官民を挙 ＭＩＣＥ分野 国際競争力 強化 必要
休暇改革
推進
．休暇改革
推進
顕在化し い い需要を掘 起 し 交流人口 拡大 地域経済 活性化を図 た 休暇改革 推進 必要
休暇を 得しや い職場環境 整備や 子 休 多様化 柔軟化 休暇 対 国民意識 変革 向 た 組を推進
大型連休を地域別 分散し 設定 休暇 得 分散化 本格実施 い 震災後 国民生活 経済活動等 影響及び国民的 ン ン
-4-政府 総合的 つ計画的 講 べ 施策
政府全体
府
体
講 べ 施策 し 以
講
策
施策等を掲載
策
掲載
．観
振興等 資
社会資本整備等
観
振興等
配慮
観 振興 資 地域 く 街並 整備 遈路整備 河川空間等 保全 活用等 社会資本整備等を行う際 業担当部局 観 係部 局 連携をし 観 振興や観 交流推進 配慮した整備を行う
．
推進
推進基本方針 策定 基 地域 ョン 設立を 情報 約 発信 国際 ン 誘致 開催支援 を担う 推進連携組織を創設
ラ ワ ルド 日本誘致 経験を活 し 東京 ン パラ ン 招致 組
羽田空港
時間国際 点空港化 推進 最短 度中 間発着容 を昼夜あわ . 万回ま そ うち国際線 現在 万回 昼間 万回 深夜早朝 万回 昼間 万回を基本 し 増枠 国際線旅 タ ル及び ン等 拡 Ｃ滑走路延伸 業 推進
．国際
点空港
整備等
深夜早朝 万回 昼間 万回を基本 し 増枠 国際線旅 タ ル及び ロン等 拡 Ｃ滑走路延伸 業 推進 田空港
地元合意を踏まえ 度中 万回 度中 万回ま 拡大 最短 度中 間発着容 を 万回ま 拡大
度中 専用タ ル 整備 度 早い時期 発着枠及び駐機場 使用申請 化等
ＣＣ 入体制 強化
西国際空港
伊丹空港 経営統合 益改善や ＣＣ 点化等 施策 国際 点空港 し 再生 強化
．
ル
パン
海外展開
国 優 た ン ン ョン 食 生活日用品 伝統芸能等 ル パンを海外 発信 国 優 た ン ン ョン 食 生活日用品 伝統芸能等 ル パンを海外 発信
．査証発給手
迅速化
滑化
国間 人的交流を 進 た 査証申請人 利便性向 滑 迅速 査証発給手 を推進
出入国手
迅速化
滑化
．出入国手
迅速化
滑化
観 立国 推進 資 た 空港 審査 要 待ち時間を 分以 短縮 を目標 出入国手 迅速化 滑化を図
-5-．首都圏空港を含 た徹底した
ン
推進
政府 総合的 つ計画的 講 べ 施策
首都圏空港を含 た ン 実現を目指
米国 東ア ア ＡＳＥＡ 国 地域を対象 し 実施した ン 枠組 を引 拡大し 国際空港 ワ 一層 拡 を図
８．日中韓
国間
観
交流 協力
強化
ま 国間 人的交流規模を , 万人 拡大 第 回日中韓観 大臣会合共同声明 第 回日中韓 首脳 言 災害等発生時 危機管理 し 国間 連携を強化 観 交流拡大 た 日中韓観 ル ンル 設定等を推進 第 回 日中韓観 大臣会合共同声明
．留学生
増
活用
日本 外国人留学生を 万人 海外 日本人留学生等を 万人 を目指し 外国大学 相互認定 拡大 外国人教職員 外国 人学生 入 進 外国人学生 就職支援等を進
日本人学生等 留学 研修 支援等海外経験を増や た 組強化 外国人留学生 誘致 外国人留学生を活用した外 入環境 実 外国人留学生 各情報発信 ルや ワ を活用した日本観 魅力 発信等
旅行
容 応 た価格設定
．団塊
世代や若者旅行
進
ロ回層対策
強化等
本基本計画 定 各施策を講 団塊 世代 旅行 進 旅行 出 層 活性化 ロ回層や若者旅行 進を図
．旅行
容 応 た価格設定
公共交通や宿泊 い 旅行者 多様 応 た 組を検討 進
．消費者
応 た旅行環境
整備
．新た 観
旅行
分野
開拓
高齢者等 旅行需要を喚起 た そ を的確 把握した 質 高い旅行 を提供 た 方策 い 検討し 旅行 出 や い環境を整備
各 ュ 推進 ン ル ョン 食 映画 ア ラワ 等 若 層 旅行実態等 把握 例 及 若 層 旅行需要を喚起 た 実証実験等 若 層 旅行需要 喚起
長期滞在型観 係 需要 掘 起 し 地域 的 長期滞在型観 地域 く 進
